睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中に何回も呼吸が止まり、熟睡することのできない病気です。日本人の2-3%が無呼吸症候群であると言われています。ほうっておくと高血圧や心臓循環障害、脳循環障害などに陥る可能性があります。また、強い眠気に襲われるため、仕事や勉強に支障をきたし、居眠り運転による事故などを引き起こす危険もあります。
- 大きなイビキをかく。
- 朝起きた時に頭痛がする。
- 朝起きた時にからだがだるくすっきりしない。
- 日中いつも眠い。
- 居眠り運転をしそうになる。
- 夜中に何度も目が覚める。
- 寝ているときに呼吸が止まることがある。
このような症状があれば睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。まず自己チェックをしてみましょう。
睡眠時無呼吸症候群の自己チェック
下記のような状態でウトウトしたり眠り込んだりしてしまうことがありますか?
- 座って読書をしているとき。
- テレビを見ているとき。
- 観劇や会議などの公の場に場にいるとき。
- 車に乗せてもらっているとき。
- 午後に横になって休息するとき。
- 座って人と話をしているとき。
- 昼食後静かに座っているとき。
- 車の運転中、渋滞で2-3分停止しているとき。
上記のような状態でウトウトしたり眠り込んだりしてしまうことがありますか?
- 居眠りすることはない。 0点
- たまに居眠りしてしまう 1点
- ときどき木眠りしてしまう 2点
- 居眠りしてしまうことが多い 3点
として点数をつけてみてください。
合計点数が1〜4点なら十分睡眠がとれています。5〜10点が平均的な点数です。11点以上の場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性がありますので医師の診察をお勧めします。精密な検査ができますので、クリニックでご相談ください。
睡眠時無呼吸の検査
睡眠時無呼吸症候群の検査は、自宅で小型のセンサーをつけ、一晩寝るだけの簡単なものです。異常があれば必要に応じて精密検査を行い、睡眠時無呼吸症候群と判断された場合にはCPAPでの治療を行います。